西山 さち子
6月2日(土)の2時から木津川市中央交流会館(いずみホール)で共産党の演説会を行います。それに先立って5月26日に加茂駅東側と山田川駅前で倉林明子参議院議員、党木津川相楽府政委員長の竹川ますおさんが街頭演説を行いました。

京都選挙区選出の倉林さんは福島県西会津生まれの元看護士さん。過酷な看護労働の規制強化や低賃金の保育士、介護職員の労働条件の改善など現場の声を届け質問してきました。この時点でも倉林さんの質問回数は180回を越していますが、質問をするには内容を把握し徹底的に調査しないとできません。国会中継をよくご覧になる方はご存知だと思いますが、「何やあれ」と思う時はだいたい議員の「勉強不足」が露呈しています。私も時々、もう少し詳しく聞き取りしておけば良かったと反省する事もありますが…。
ちょうど前日の25日は衆議院厚生労働委員会で、野党が抗議をする中で強硬に「働き方改革関連法案」の採決が進みました。当初裁量労働制の根拠として出されたデータが間違っていたり、当日も誤りがあるとの指摘にも関わらずです。 ご家族を過労死(自死も含め)で失った家族の会のみなさんが、これ以上犠牲者を出すようなことにならないようにと願い見守る中での採決。家族会のみなさんの悲しみを間近で見て、こんな事をする安倍政権をいつまでも許してはいけないと倉林さんも訴えました。 党議員が増えたことで質問時間や回数が増え、野党共闘も進んで来ています。でも採決の時には一人1票です。倉林さんにずっと活躍してもらうこと、そして国民の声を直接届ける党議員を増やすこと。久しぶりに倉林さんの「あっこ節」を聞いて元気になりました。

竹川ますおさんはこの日が初顔見せでした。竹川さんは奈良教育大の学生の時、ご自身の家庭環境からなぜ貧困があるのだろうと疑問を持ち共産党と出会ったそうです。 今「いざなぎ景気を越えた」と言われていても、格差と貧困の拡大が進んでいる。その解決の役目を担いたいと決意を語りました。来年の統一地方選に向けて竹川さんとともに頑張ろうと思いました。
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