宮嶋 良造12月1日から始まる市議会では「こんにちは日本共産党です。12月議会案内」で紹介しているごみ有料化やプラネタリウム館・ふれあい農園の廃止の問題点を市民目線でしっかり追求していきます。また、教育条件を良くしてほしいとの請願は採択にむけて全力を挙げます。
ご存じかと思いますが、木津川市は「くみ取り・し尿処理」「ごみの焼却」「山城病院・老健やましろ」「消防・救急」等の仕事は相楽郡の町村と一部事務組合を作り協力して行っています。
相楽中部消防組合は木津川市・笠置町・和束町・南山城村の1市3町村で構成し、消防・救急・救助の業務を行っています。それらの予算や契約の議決を行い、税金が有効に使われているかをチェックし、市民の声を届けるのが相楽中部消防組合議会(定例会は年2回)です。議員は木津川市8人・笠置町・和束町・南山城村各2人の14人です。私は今年5月の市議会の役員改選で初めて消防組合議員になりました。
11月27日の議会は相楽中部消防組合の昨年度会計決算を審議しました。決算規模は歳入14億1671万円、歳出13億8354万円です。主な収入は構成市町村の分担金です(収入の95%)。主な支出は職員の人件費(支出の80%)や消防車・救急車や備品の購入です。昨年は木津西出張所の高規格救急車(2860万円)を買い換えました。

救急車(管内で7台)は2016年は3368件、1日平均9件(最大出動は1日21件)の出動がありました。119番通報から現場到着の時間は全体の80%が「10分未満」で、15年の8.1分より0・4分短縮し平均7.7分でした(15年全国平均8.6分)。しかし、到着時間が20分以上の出動は逆に若干増えています。理由は救急車が出動中に同じ地域から119番があり、別の消防署から出動する場合などで時間がかかたようです。将来もう1台必要になるかもしれません。
火災警報器の点検を
建物火災は昨年13件(木津川市12件)でこの3年間ほぼ同じ件数でしたが、今年は10月末で14件(同10件)とすでに昨年を超えています。石油ストーブなどを使うこれからの季節、さらに注意が必要です。
みなさんのお宅には住宅用火災警報器が付いていますか。これは6年前に取り付けが義務となりましたが、万一、未設置でしたら必ず設置して下さい。また、10年ほどで電池切れなどの不備が起こりますので必ず点検しましょう。
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