村城 惠子
すっかり秋らしくなった25日(土)は、市内小学校の運動会があり、朝から当尾小学校に出かける。当尾小は全校児童が19人。毎年小学校の運動会と区民運動会が一緒に行われる。
児童と区民の方と一緒の種目が多いが、全校児童だけの種目が三つ続き、なかなか見ごたえがあった。特にマット体操(写真:側転)や跳び箱は、他の小学校では見られない種目だろう。子どもたち一人ひとりがすばらしい体力を持っていて感心する。6年生が10人いるので、余計そう感じたのかもしれない。子どもたちの成長を区民の方みんなが見守っていて、自然に囲まれたホットな運動会だ。
その後、私の住んでいる南加茂台小学校に足を運ぶ。全校児童は238人。私の子どもたちは1400人を超えるマンモス校だったが今はちょうどいい。クラスの種目は、意外性があったりして、とても工夫されていた。午前中の最後の種目は3.4年生の集団演技「南中ソーラン」。鳴子の音がそろっていたのもすごいが、子どもたち一人ひとりが、真剣にかつ楽しく、自分のものにして踊っていたのはすばらしかった。
午後は、1年生になった孫の運動会に出かける。間に合うかどうか心配だったが、何とか玉入れを見ることができた。全校生徒が1000人を超えていて、集団の勢いと迫力はあるが、孫を見つけるのに時間がかかり、最初は別の子を孫だと勘違いしていた。友達と仲良く話をしている姿や、一生懸命玉を投げている姿に、学校に慣れたんだなとほっとする。
不況の中、子育て世代も格差が広がっている。それぞれの環境は違っていても、どの子も健やかに成長して欲しい。政治の責任が問われている。

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