西山 さち子
11月12・13日に京都府内の共産党議員(全体は116人)と予定候補者が集りました。木津川市議員団は4人全員が参加し、2日目の分科会ではそれぞれが希望するテーマを選び学習しました。

私は2011年11月に初めて参加しましたが、先ず感じたのは女性議員が多いという事です。1泊2日の研究集会は子育て世代は参加しづらいのですが、それでも家族の協力を得ていろんな年代の女性議員と意見交換する事で先輩達の苦労を知り、自分も頑張ろうと思えます。
今回、初日は各報告を受けて全体討論と5会場に分かれて討論と意見交流。2日目は奈良女子大中山徹教授の講演「インバウンド・コンパクトシティの暴走に対抗する地域再生の方向」、党中央委員会の谷本論氏からの国保・介護の現状と課題。

私が選んだ分科会テーマは「教育・子育て」です。今回は特に中学校給食の問題に意見や質問が集中しました。
私自身が議員になったきっかけと言うか、入党のきっかけが学校給食です。加茂町で行なわれていた小学校の「自校式給食を合併後も残してほしい」という願いの署名や請願で運動した事。「子どもたちにとって『自校方式』は望ましいもので、合併後もそれぞれ旧町の良さを引き継ぐ」と言ってくれた候補者が市長選挙で敗れ、「財政面も含めて判断する」と答えた河井市長が当選。河井市長は加茂町の泉川中学校の給食が未実施だった事や木津の給食センターが限界を超える事などを理由にセンター化を推進し、加茂町の小学校の自校方式を全廃(2011/4)しました。分科会では、府内でも中学校給食が「親子方式、兄弟方式」で進みつつあること、府内に残っている自校方式は残さいが少ない事や学校現場での工夫などを発表しあいました。
他市の現状を聞き、自分が議員になった初心を思い出し、まだまだ課題解決に向けて頑張ろうと気持ちを新たにしました。

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