酒井 弘一
6月8日、6月議会が始まりました。たくさんの市長専決議案とともに、小中学校と幼稚園の全教室にエアコンを設置する業者との契約の議案などが提案されました。 私は財産管理会委員の選任や人権擁護委員の選任などで質疑をしました。
私は日程の最後に「森友・加計学園疑惑の徹底究明を求める緊急の意見書」案を九社前議員との共同で提案しました。 反対討論の通告はありませんでした。だから「全会一致で可決と信じて提案する」と述べて提案しました。ところが討論をしない議員が次々に質問してきました。曰く「内容に異論はない。もっと早く出すべきだった」、「証人喚問を求めているがそれはよほどのことでないと…」、「この問題は現在の最大関心事だ。与党内からも批判がある。意見書のあるなしにかかわらず真相究明はされると思う…」など。
私は「1年以上国民は、じれったい思いで国会と安倍内閣を見てきた。国民=市民の7割以上が真相究明はされていないとみている。木津川市の議会が市民の願いに応えて意見書を出すことは、地方自治の本旨だ」と答弁しました。
採決になって2人の議員が退席(=棄権)しました。反対できないという理由だったかと思います。採決の結果は、賛成は6人、反対が12人(病気欠席1人)。賛成少数で否決されました。残念です。
反対の理由を述べることができず、ただ反対。これで市民の代表としての市会議員の責任を果たしていると言えるのでしょうか!今の市議会の多数には市民の常識が通用していないと思います 意見書案に賛成した議員を紹介します。西山、宮嶋、森岡、九社前、片岡の各議員と酒井の6人でした。
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