宮嶋 良造
市議会は、5月11日議員定数・報酬検討委員会を開きました。 前回委員会はさくら会が「さくら会だより」(4月11日発行)に、委員会設置の目的に反し「議員定数を2人程度削減し、議員報酬引き上げ」を示唆する記事が問題になり、委員会は紛糾しました。
今回の委員会までに指摘内容を文書で回答する約束でした。提出の文書は「さくら会だより」が発行されるまでの「経過」が書かれただけでした。さくら会が3月議会で「具体的な案を持たず、一から定数・報酬のあり方を検討する」とした発言と「さくら会だより」の記事との違いを納得させるものではありませんでした。(さくら会は3月議会終了後に会派で話し合い、2人程度の削減を決めた事を載せただけと主張)
(写真は、市民と議会のつどい(19日加茂文化センター)でも検討委員会設置が話題になる)
さくら会が2人削減を3月議会後に決めたとしてもさくら会も「一からのスタート」と委員会の設置目的を議会で決めた以上、委員会で議論する前に市民に一方的に自らの主張を表明すべきではありませんでした。(3月議会の結果を知らせる「議会だより」は5月1日発行で市民の多くは検討委員会の設置を知りません)
委員会で私たちは「一からのスタートという委員会の設置目的を再確認する。さくら会はさくら会だよりの記事を取り消し謝罪すること」を求めました。委員会の設置目的は再確認されましたが、さくら会の「回答文書」の書き直しは会派で再度相談することになりました。
委員会は同規模の人口で議員定数がどう違うかなどの比較検討を行いました。その中で島野委員(公明党)からとんでもない発言が飛び出しました。「京田辺市議会は定数20人だが途中で1人が辞任し現在19人でも問題はない。木津川市でも1人が病気で長く休んでいるが問題はない」と病気で休んでいる議員への思いやりや配慮のない発言をしました。また、この検討委員会を「削減委員会」と述べ、定数削減の委員会だと言わんばかりの発言をしました。島野委員は前段の発言は撤回、しかし後段は撤回しませんでした。こうした姿勢を引き続き追求していきます。
次回は6月20日です。
Comments