西山 さち子
8月29日から始まった9月議会が終わりました。
議会が終わるごとにいろいろと思いますし、感想も聞きます。例えば一般質問や委員会審査の中でも、そんな事は担当課に聞いたら解決できる、現状とそぐわないことや問題点を「どうしたら解決できるか」にもっと力を注いで欲しいという話。特に、すでに取り組んでいることを提案したりするのはどうなのか。一般質問とは何ぞや、という気持ちです。
最近よく登場する(させられる?)高3の息子との会話の中で、私が「党の人たちからは『あそこでもう少し答弁させないと』とか『ここの追及が弱かった』とか言われるけど、他の人は『しっかり調べてるね。問題点がよくわかった』『言ってくれてすっきりした』って言ってもらえることが多くなった」と言うと、「議員がいろいろ調べたり、困っていることを聞いて解決しようとしたりするのは当たり前やろ」と、手厳しい評価がここでも出てきました。
でも正論です。投票権はなくても木津川市民としての率直な意見です。息子から見ると「普通の議員」がいかに少ないか、テレビを賑やかしている議員だけでなく国会議員もそう。最近自民党や公明党関係の人たちと話していたら「上(国会・議会)へ行ったら私らと違う人になるみたい。私らの願い(戦争は絶対だめ、生活が苦しい)とは離れて行く」と嘆いていました。

去年は10月頃まで暑い日が続き「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が死語になっていた気がしました。今年は7月から台風が来るなど変な天気ではありますが、涼しく過ごしやすくて、秋がちゃんとある事が感じられます。
議会の合間に酒井さんと当尾に街頭宣伝に行きました。親子連れやご夫婦でハイキングを楽しんでいる人たち。観光バスもすれ違いました。当尾は今いろんな問題をかかえています。当尾の郷会館の全面開設の変更(福祉ゾーンをやめる)、石仏群のすぐそばで拡張される産廃施設や新たに建設されようとする奈良市のごみ焼却場問題。

当尾小学校跡地に子どもたちの声を取り戻す、住んでいる人も訪れる人も心やすらぐ環境を守って行く、そう願いながらの宣伝を彼岸花が応援してくれていました。

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