西山 さち子
自分はいつまでも若いつもりでいても、確実に年齢を重ねているものです。それを思うのが、以前は自分の誕生日でしたが、今では子どもの誕生日に「えっ〜」という感情になってあらわれます。二十歳の誕生日を迎えた長女のもとに「年金手帳」が届きました。

私と夫はオレンジの年金手帳。長女はブルーです。
手帳が届く前に「二十歳になったら、国民年金に加入しなければいけません」の案内が来ていました。長女はまだ大学生なので、学生納付特例申請をしておきましたが、彼女たちの45年後(老後)はどの様になっているのでしょうか。
国民年金制度に対する不安もそうですが、原発の事もまだまだ心配です。
子ども達にとって安心な未来を残す事が、おとなの責務です。
そんな中、震災で延期されていた福島県議選が20日にあり、日本共産党は3議席から5議席に大きく前進しました。
他の多くの候補者たちも「脱原発」「廃炉へ」と訴えていました。やはり大勢の方達の共通の願いは、安心して普通の生活を送る事ではないでしょうか。
これから寒く長い冬を迎える東北に、日本共産党は「毛布を送ろう」という運動をしています。その毛布を配るボランティアとして、25日〜28日まで長女と一緒に参加してきます。
「月末に福島へボランティアに行ってくるわ」と言う私に、長女が「私も行こうかな」と言い出しました。

正直、まだ若い長女が放射線量の高い地域に近づく事に不安がないわけではありません。
しかし、被災地へ行って直接ボランティアをしたいと思う気持ちの方を大切にしようと考えました。
二十歳の彼女にとって、これから長い人生を歩む上でプラスになる経験である事は、きっと間違いないでしょうから・・。
西山さんの行動力、素晴らしい!と思っていましたが、さすが西山さんの娘さん、素晴らしいですね!
このボランティア、きっと人生の宝物になることでしょうね。
今は福島…寒い中ご苦労様です。頑張ってくださいね。