宮嶋良造
「京都木津川マラソンを走って」などと書くとあの宮嶋がどうしてマラソンを走れるのと人は言うでしょう。その通りでたとえ時間制限のないマラソン大会といえども1キロも走れば、ダウンするでしょう。
しかし、私は毎年ハーフマラソン(以前は、20キロ)を走っています。しかも先頭を。それもそのはずで、愛車のバイクでハーフマラソンを白バイの警官のように格好良く先導車の役目を果たしています。今年で16回目になります。
京都木津川マラソンは、今年も2月の第1日曜日に木津川のサイクリング道をコースに5千人以上が参加して行われました。私がこのマラソンに初めてボランティアで参加したのは、まだ会場が宇治市の太陽が丘運動公園をスタート・ゴールする南山城新春マラソンと言っていた頃からでした。はじめは、沿道の交通整理でしたが、大会事務局長から頼まれ、私が議員になることからずっと、20キロと03年からはハーフマラソンの先導役をやってきました。
冷たい風を感じながら、木津川の自然を満喫して走る1時間あまりは、緊張もするけれども格別です。もちろん自転車で風を切って走ったり、ランナーとして自己の限界に挑む方が数段言いに決まっているでしょうが。
このマラソンは650人のボランティアに支えられた手づくりのマラソン大会で、私の周りにも多くの人が関わっています。ゴミを出さない、環境を守るマラソンでもあります。このよき伝統が引き継がれていくことを祈っています。
ちなみにパンフレットで見る限りでは、木津川市からフルマラソンに5人の女性を含め42人が、ハーフマラソンに39人が、5キロに9人が、3キロに28人があわせて118人がエントリーされていました。私もいつの日か1回は、走ってみようと思っています。

きっと、宮嶋さんの先導に導かれ、きもちよく走れただろうなぁと思います。